들어간 학교 서클인 SF 연구회에서 매 코미케에 회지를 내는데, 저도 참전하게 되었네요
여러가지 기획들이 있지만 일단은 기본적으로는 좋아하는 SF작품 리뷰를 적는거라.. 
물론 이후에도 작문은 끊임없이 이어질것같지만..
어쨌든 무엇을 할까 고민하다 오랜만에 키즈나이버와 최종병기 그녀를 재탕해가며 썼네요.

키즈나이버는 제출기한 1시간 남기고 의식의흐름대로 막 쓴거치고는 나름 만족스럽게 잘 되었는데(?)
최종병기그녀는 눈물샘 쫙쫙 빼는데 네타바레 없이 어떻게 리뷰를 써야할지 모르겠어서 곤란했습니다..
결국 쓰고싶은건 못 쓰고 수박겉핥기만 되어서 좀 아쉽긴 한데... 도리가 없는 ㅠㅠㅠ


아래는 쓴 글 원문인데 흥미가 있으신 분은 읽어주시면 감사합니다!!
일단은 리뷰인데.. 아무래도 언어가 일본어다보니 글 태그를 뭐로 해야할지 난감하네요 ㅡㅡㅋ


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媒体 テレビアニメーション

作品名 キズナイーバ ー

監督 小林 寛

制作 TRIGGER

放送 2016年、全12

カテゴリ 学園もの

レビュータイトル キズで繋がれる少年少女のキズナ

 

舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

傷、絆、そしてnaiver(繋ぐ人)。この三つの単語がタイトルに圧縮されているキズナイーバーは人と人との関係に関する話である。この作品の主要なキーワードの一つは「繋ぐ」ことである。しかし人と人が繋がれることは容易ではない。一見繋がっているように見える関係も、途切れてしまいがちだ。

ところが本作で園崎は、人々は繋がることを望んでいると断定する。このセリフは、各個人が能動的に繋がれることが出来ると示唆している。お互いの理解の欠如のせいで繋がらないとすれば、理解さえ出来ればいくらでも繋がれる。そして、人を本当に理解するために必要なことは、お互いの感情や思考を知ることだろう。キズナイーバーの実験は、ここから始まる。作品では、お互いの「痛み」を繋ぐキズナイーバー実験が感情をつなぐ実験の副産物だという。これらの設定を踏まえ、人々が傷で繋がれると思った実質的な根拠は相手を「認識」するものだと考えられる。

人は一次的に自分に対する物理的な痛みに反応する。人々は本能的に苦痛を拒否し、その苦痛を与える対象から避げようとする。このような苦痛を認識し反応することは、自分のために行う行動に過ぎない。しかも自分の痛みは分かるとも、他人の痛みを分かることはできない。世の中に戦争と紛争が終わらない理由もそこにある。しかし、キズナイーバー実験は、他人と痛みを共有させ、他人を直接「認識」させる。そして、この認識は、他人の痛みを自分の痛みのように考えられるようにし、繋がりの媒体にもなる。

結局この作品は人と人との繋がりを考察したものである。二十年前エヴァンゲリオンにも出たように、人が他人を完全に理解することはできない。生まれ・性別・成長環境が異なるのに他人と自身を同一視することは出来ない。他人に自身を現せば現せるほど傷付き、傷付けるだけである。その中で少年少女がどうやって他人と、また自身と向き合ったのか、その皮肉な繋がりの中で咲いた、また裂いた青春は何だったのか、アニメの結末は答えを出してくれる。





媒体 テレビアニメーション

作品名 最終兵器彼女

監督 加瀬充子

制作 GONZO

放送 2002年、全13

カテゴリ セカイ系

レビュータイトル 人間の欲望が醸した悲恋

 

北海道小樽市で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見たもの、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦う、ちせの姿であった。

 このアニメーションは、7巻の原作を13話で完結させた青春セカイ系の秀作である。単なる男女間の恋話から離れて、戦争という悲劇、そして愛の意味と犠牲について深度の大きい考察を示している。

 ある人は、このアニメが視聴者に不親切だと批評したりする。何故ちせが最終兵器にならなければなかったのか、敵は誰なのか、等についての情報が全くないからだ。しかし、本作の戦争において敵が誰なのかとかはあまり重要ではない。「戦争は正しくない」というのが重要である。その観念はちせとシュウジの選択に大きい影響を及ぼす。

 作品のキャッチコピーの「この星で一番最後のラブストーリー」という言葉が示す通りに、恋人公とヒロインは恋が何かやっと分かった青春の男女だが、世界の終りと言う仕方がない世界観の中で、登場人物達は苦しみながら最後まで「生きたい」と叫び身悶えるしかなかった故、この漫画は恐らく悲劇、他に何もない美しい悲恋だったと思う。ちせとシュウジが選んだ未来はどんな形だったのか、戦争という現実と恋という感情の乖離から生み出された結末を確かめるために、泣きたい日には「最終兵器彼女」を鑑賞してみるのはどうだろうか。